NZ大好き投稿 季節性の鬱?少し元気がない時に自力で出来ること(行動編)

この時期、疲れやすい、人に逢うのが億劫、睡眠時間が長くなる、甘い物が異常に食べたくなる、体重の増加等の症状があれば、季節性の鬱の可能性があるかも…….。

南半球暮らし初心者の私は、5月=秋という現実が中々飲み込めずストレスを感じてしまいます。 それと言うのも、雪国育ちの私には、5月は厳しい冬の終わりと共に訪れる若葉と土の香り、そこに付随してやってくる誕生日の月!とても楽しく明るい季節の始まり! 頭の中は色取り取りに咲き誇る花、その間を飛び交う蝶と風にたなびく新緑。 カレンダーを見比べては、「何かが違う!」声なき声を胸の片隅で’聞いております。

目の前には雨に濡れた山のような落ち葉と、あっという間に訪れる夕暮れ。
懐かしい人達の顔や楽しい出来事をふっと思い出し、なぜか物悲い気持ちを感じます…。

秋から冬にかけてストレスを感じやすい、体がだるい、人に逢うのが億劫、睡眠時間が長くなる、甘い物(クッキーやケーキ類)が異常に食べたくなる、体重の増加等の症状があれば、季節性の鬱の可能性があるようです。

ここからは、私の回想録~笑
昨年の今頃の私は、素敵なNZに暮らしながらも!泥の中でもがいているような精神状態でした。 周囲からは唯の怠け者か根暗な人と言う感じだったのかも……。笑 

家事と子育てをしながら、自分で出来ることをと色々と模索しておりました。 もちろん、毎回壁に打つかって(今もかな?)自分のこのモヤモヤした気持ちを、うまく言葉で表現することも出来ず、南半球の初めての秋冬は寒くて辛かった! きっとこの症状は、季節性の鬱と言えたのかもしれませんね。

新天地での生活は、予想に反した出来事の連続。家探し、仕事、諸手続き、人間関係など……。 挑戦、挑戦の連続、100回の挫折、その後にやってくる虹を見た時に感じるような小さな感動と喜び! そんな感じでしょうか~:)皆さんはいかがですか?

世界第二位の精神疾患罹病率

NZでは大人の16%が鬱病、躁鬱病、不安障害等の精神疾患罹病(2012/2013 NZ Health Survey)これはアメリカに続いて世界第二位です。

統計上では、日本の精神疾患罹病率は第一位のアメリカの半分と言うことです。(少し話はずれますが、統計上日本は精神疾患罹病率がアメリカやNZより遥かに低くとも、日本の自殺率は先進国の中で最も高い。)

統計はさておき、異国での暮らしは挑戦の連続、楽しい体験もあり、もちろんストレスもありますね。
画面の向こうの皆さまは、この季節を元気にお過ごしならば良いなぁと心から思っています。

自力対処法

コペンハーゲンの大学のブレンダ・マクマホン氏は、この対処に3つの事を挙げています。
www.alphagalileo.org/ViewItem.aspx?ItemId=146357&CultureCode=en
(※ご注意:3ヶ月以上前の記事を閲覧するには、ユーザー登録が必要らしいです。)

体内時計の調節し生体リズムを整える為に、昼間の自然光を浴びる、そして室内を明るい照明にする。

これは、セロトニンを増やすのにも有効です。セロトニン合成にはビタミンDが大切なので、日焼けしない程度に紫外線を10分~20分/日浴びるとよいそうです。

心身のストレス解消のために、運動をする。

これは感情のコントロールに役立つ「ドーパミン」分泌にも役立ちます。まずはハードルを低く!パジャマの上に長いコートを羽織り、1ブロック歩くのも良いのでは?もしくは、好きな音楽やTVを見ながらその場足踏みやダンスはいかがでしょうか?またよく噛むことも、心身のストレス解消とセロトニン分泌を促すのに役立ちます。食事をよく噛んで頂いたり、ガムを噛むのも良いですね。

やることを書き出す。

これは仕事が山積みの状態では、気分が落ち込みやすいので、実行可能なものに優先順位を付けて、自分の活動を明確化して時間を有効に使う野に役立ちます。

正に昨年の私は、マクホマン氏の対処法とは真逆の生活をしておりました。分かってはいるけれど~腰が重かった。もちろん、その頃は良質のうんち産量は低かったと思います。

一口で二度美味しい戦略

気分の落ち込みに関係する「セロトニン」は光を直接目から浴びることで脳でも生産されるので、サングラスを取って外に出て、ガムを噛みながらの早歩きやジョギングを「やることリスト」へ加えれば1~3は制覇したことになりますね。 お顔も引き締まり、はぁ~何となく、気分すっきり?!

来週もこのテーマで続きます。

それでは、皆さま素敵な一週間をお過ごし下さいね~♪

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