NZ大好き投稿 季節性の鬱?少し元気がない時に自力で出来ること(食事編)

心の元気度に関わるホルモン、セロトニン

心の元気度に関わるホルモン、セロトニンの体内量が減ると、空腹感を強く感じ、砂糖、バターやクリーム、小麦粉などをたっぷりと含んだ、クッキー、パン、ケーキのような口当たりの良い「甘~い」物が妙に食べたくなる傾向があります。
女性では生理前に、ストレスホルモンが増える為、セロトニン需要量が増えて、この症状が現れる場合があります

セロトニン不足でストレスを感じている脳は、その回避方法として、空腹感や甘い物を食べたい気持ちを人に感じさせます。
よって、甘い物を食べる瞬間的に幸せ気分に大変身!脳の思う壺と言ったところです。
その結果、身体は大変!血糖値がジェットコースターのように急上昇し急下降、精神的にも肉体的にも負担が大きくなります
もちろん心の元気に大きな問題を与えます。私も体験済みです。

この「瞬間幸せ気分体験型の食べ方」が習慣化すると、様々な身体的影響が現れるようになります。
外見的に一番分かりやすいのは、肌質の変化や体重の増加です。

甘い物を食べる量が増える、あるいは体脂肪が増えて自分の標準体重から離れていくことは、もちろん腸内細菌のバランスにも影響があり、腸ブスに近づいて行きます。

心の元気に影響の大きい事

個人カウンセリングではないので、お一人お一人に合う内容を書く事は出来ませんが…

基本は定期的な有酸素運動とストレス発散(第4回目の話題)、そして様々な大地の恵を楽しみながら、よく噛んで、腹八分目を心がけ頂く食習慣を心がける。

精製された食品から距離を置く

甘い物を買わない!難しければ、量や回数を減らしてみましょう。

自己マインドコントロール

その食欲や嗜好は、身体が必要としているのではなく、脳の快楽のために起きていることを繰り返し自分に言い聞かせる。自分が意地汚いのではないと…教える。

心の元気を補うセロトニンを増やそう

そして、セロトニン生産を助けるトリプトファンが大切になります。
トリプトファンは鬱症状を和らげるだけではなく、質の良い睡眠を得る為にも役立ちます。

トリプトファンは身体では作り出すことの出来ない、たんぱく質の素になるアミノ酸の一つです。
様々な種類のアミノ酸が結びついて、たんぱく質になっています。

トリプトファンを摂るためには、普通であれば特にサプリメントを摂る必要はありません。

トリプトファンを多く含む食品

トリプトファンは様々な食品に含まれていますが、特に魚類、肉類や乳製品に多く含まれています。
穀物、豆類、果物、野菜にも、もちろんトリプトファンをはじめ身体に大切な栄養素が含まれています。

様々な食品を取り混ぜながら頂くことで、栄養のバランスを保つ事が出来き、心のバランスを保つためにも良い影響があります。

NZで購入しやすい食品

  • 卵、鱈(タラ)、鰯(イワシ)、ホタテガイ、鯵(アジ)、鯖(サバ)、鮪(マグロ)
    鮭、エビ、すじこ、ウニ
    ※鮮度の良い魚が手に入らなければ、缶詰を使ってもいいですよね。Better than nothing!!
  • 豚肉、鶏肉、牛肉、マトン
  • チーズ
  • アーモンド、クルミ、カシューナッツ、胡麻、ヒマワリの種、ピーナッツ

参考:文部科学省 食品成分データーベース http://fooddb.mext.go.jp/

注意!カウンセリングでは個人様に合わせた対処方法を具体的にお話をしています。

次回はセロトニンを作るトリプトファンをシッカリとるための簡単レシピをご紹介します。

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