まず驚いたのは、グルテンフリーパンの種類の多さ。全出展会社の1/3近くがパンを扱っていました。ただのグルテンフリーだけではなく、卵なし、大豆なし、穀物なし、ナッツなし、イーストなし等、必ず貴方の体調に合ったパンが見つかります!と言う感じで、細かく分かれていました。もちろん、色々と試食をさせて頂きました!私の最終的な感想は「温かいパンにバターやココナッツオイルなど塗ってあれば、ほとんどのものは美味しい!」価格はオーガニックではない普通のパンの1.5~2倍くらいです。
会場ではミニ講義に幾つか参加してみました。
自分の身体と仲良くしていくためには、知識が大切。その時の自分の症状を和らげる方法を知れば時間もお金もセーブできます。
グルテンフリーメニュー作りのグルことNeville Greenさんが講義の中で「グルテンフリー料理は正しい計量が成功の鍵!私も皆さんがしている失敗を全てしてきました!はははっ」と笑い飛ばしているのを見て、とても気が楽になった人が大勢いたことでしょう。サイトは会員制ですが、無料レシピもあります。
健康の分野に詳しくフードライターのNiki Bezzanさんの「過敏性大腸炎症候群に優しい食生活」FODMAPを使って説明されていました。管理栄養士Anna Richards さんの「食物アレルギーと食物不耐症について」こちらも興味深い内容でした。
私は体調によって、加工食品に入っているニンニクパウダー、食べ合わせや量でドライフルーツで胃部不快、ソルビトール入りのガムで腹部膨満になります。私はこの症状で乗り物酔いになりやすいので、乗り物に乗るときは念のためにこれらの食品と距離を置いています。
また、グルテンと乳製品を摂らないことで体調の改善が、かなりありました。どの食品が効いたのか、それとも食品の組み合わせなのか、私にはよく分かりませんでしたが、両者の話は心当たりのある内容で面白かったです。
いずれにしても、体調が崩れる原因となる食品や、食べ方のパターンを理解し対応出来れば、徐々に体調を改善し気分もよくなります。私達は「食べたい」という欲求をコントロールするのに、楽になって喜んでいる身体をイメージしたり、「また直ぐに食べられるようになるから」と自分を自分で励ましていました。そして体調がよくなった今は、時や量を考えて「ハレとケ」を使い分けながら、食事を楽しんでいます。